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人生における様々な困難、3歳児の。 [身辺雑記]

保育園からの帰り道、20時近いのでもう真っ暗。
1mくらい離れて歩いている息子が、下を向いたまま、ぽつりぽつりと言う。
「きょうね、運動会のかけっこの練習をして・・・
○○(自分の名)いっぱいいっぱい走ったんだけど、
お友だちがみんなね、○○より早くって、先に着いちゃって、
○○、ヤだったの・・・!!(以降大泣き)」
ついにこの日が来たか、と思う私。

息子は1歳半を過ぎても、クラスでひとり歩けなかった。
レントゲンを何度も撮って、脳波を取って、血液を採って、
大病院に何度も通い、セカンドオピニオンで他の病院にも通い、
 (「これから他のところにも発達の遅れが出てくるかもしれないわね」と言った
  保健所のおばさんの顔を、私は一生忘れない)
たどり着いたのは、有名なオーガニックレストランのオーナーシェフが
紹介だけでやっている謎の整体。
そのおかげか、3歳半のいま、不器用ながらピョンピョンとジャンプをすることも
変なフォームだけれど走ることはできるようになっている。
しかし
本人も気がついてしまったように、それは同じ年齢のお友だちのなかにおいて
郡を抜いて遅いのだ。
走る姿勢が変なのも、未就学児をよく知らない人が見れば
よちよちで可愛いとか、ぴょこぴょことふざけて走っているように見えると思うが
それで許されるのも今だけのこと。
しかたないのよ、歩いて走れるようになっただけでも御の字よ、と
親が本人に言えようか。

「体操教室にでも入れようか」と連れ合いと話し合う。
走るのがだめでも、器械体操ができれば
体育の時間を丸ごと嫌いにならずいられるだろう、と。
しかし毎日朝9時から夜7時までは保育園、
この秋から土曜日には幼児教室に通う予定で、日曜日にはピアノがある。
これ以上習いごとを増やしていいものか。
さらに話し合って、山の家ができれば、庭で走ったり木登りをしたりができるから
それで自分の身体に自信を持つことが相当できるのではないか、という結論に至った。
体操教室を考えるのは、息子が山の家で遊ぶ様子を
しばらく見てから、ということに。

早くできないかな。


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