工程表が届いた [家づくり]
Yさんのところから、今後の工程表が届いた。
もう9月も半ばだからすでに終わっている(はずの)部分も含めて。
しげしげと眺めて、家ってこういうふうにできるのね、と思う。
柱を立てて床を組み、屋根→壁の順番で仕上げ、
水周りの設備をはめ込んでいく感じだ。
できれば現場に足繁く通い、息子に「おうちができるまで」とか
「大工さんのおしごと」とかを見せたいものだが
なにせ距離があるので、それが叶わず残念だ。
川崎市内にある私の実家は、私が4歳のときに建てられたものだが
まだ柱だらけのときに2階部分の床ができて
父と一緒に上がらせてもらった記憶がある。
初めて体験する「お2階」は風がよく通って
うれしそうに周りを見渡す、父の晴れがましい笑顔をよく憶えている。
「○○ちゃん、どう?」と聞かれたが、
なにせ幼児だったので、たいして気の効いたことを言えなかったような気がする。
私はそのときの父の歳をとうに超えてしまった。
もしまだ父が元気でいてくれたなら
竣工まじかの山の家の床に座って、孫である息子をひざに乗せて
あのときと同じ笑顔で、きっと笑うにちがいない。
gotazoさん、先日の「恐ろしい夢」な中で、新しい家でうれしそうにしている父親が出てきた話ですが、お墓参りは来週実家に帰って行くことにして、前回軽井沢に行ったときに父親の写真を持っていって、見てもらいました。
まあ父親は「千の風」になって(笑)、すでに隅々まで見ているかもしれないなぁと思いつつ、やっぱり生きていたらどんなに喜んでくれただろうと思いました。残念です。
私はまた来週月・火と軽井沢に行ってくるので、様子報告しますね!
by Molly (2007-09-12 09:24)
良い話ですね
うち実家は、じいちゃんが大工だったので、建ててくれました。
手でかんなをかけているのをみると楽しかったな。ひゅるひゅるって
かんなくずの海で泳いだり(笑) 切れ端の積み木したり。
人手が必要なときは、親戚総出でやってましたよ。
家は木でできているものというのはここですり込まれたのかもしれませんね(笑)
私も3歳のころの話なので、そんなのを覚えているのですから、家を建てるというのは重要なことなのかもしれませんね。
gotazoさんの所もきっと伝承されるでしょう
....ただ、いまどきは電気鉋だったりするので、あのころのながーい鉋屑
があるかは微妙ですね。
by tsk (2007-09-12 22:16)
Mollyさん、そうですね、千の風。
前に仕事で、あの曲の歌い手さんにお会いしたときに
「『墓参り 行かない理由 千の風』っていう川柳があるらしいです」と
笑っておられました。
軽井沢行きたいなー
道中お気をつけて!
by gotazo (2007-09-12 22:25)
tskさん 木の匂い、いいですよね。
小1のときに仲良しだった女の子が材木屋さんの子で
よくおうちにお邪魔しては、木屑や切れ端を使って
ままごとをしたものです。
そういえば、今どきは、停電すると工事ができないって
建築家のかたが行ってました~。
by gotazo (2007-09-12 22:28)
うらやましいです。
とても素敵なお話しですね!
確かに近かったら子供にも見せたいですよね。(⌒∇⌒)
by しげのん (2007-09-12 22:54)
しげのんさん、こんにちは
不思議なもので、長い間ずっと忘れていたことを
自分が子どもを育てる立場になってから
いろいろと思い出す、ということがけっこうあります。
当時はいまいち理解できなかったし歓心もなかった親の気持ちに
自分が近づいている、ってことでしょうか。
by gotazo (2007-09-15 03:02)